外壁塗装そこが知りたい!

クリヤー

 

近年では、色んな外壁材が出ています。
その中に『高意匠サイディング』という窯業系のサイディング材があります。
様々な色が使われていたり、柄や模様の様になっていたり、一見するとタイル材の様に見えたりと新築時にオシャレな外壁材を使用してるお家がたくさんあります。
しかし、この外壁材も実は経年でメンテナンスが間違いなく必要になります。
張り替えメンテナンスなら、また高意匠サイディング材を選べばいいですが頭が痛いほどのコストが掛かります(涙)
ほとんどの方々がやはり塗り替えメンテナンスを行なっております。
しかし、塗り替えだと様々で綺麗な高意匠サイディングが1色になってしまうという悲劇が起こります。これもまたこれで頭痛いですね。
しかし、それらの事態を解決する方法があります。
『保護クリヤー塗装』です。
クリヤーなので、つまりは透明です。
あの素晴らしく綺麗な高意匠サイディングの柄をそのまま残しつつ保護塗装できます。
ハッキリいって最高ですね。だって、施主さんは新築時にオシャレな外壁材を選ぶ時点で相当な時間を費やして悩んで決めたはずですから。

しかし、最高な保護クリヤー塗装にも3点ほど先にご理解を頂きたい事もあります。

まず1つ目は、保護クリヤー塗装は2回塗りです。
下塗りは特に設けていません。

2つ目は、クリヤー塗装なのでそのまま柄が残せるが故にそのまま艶が出るだけで仕上がります。(艶は2種類から選べます)
あまり塗り替えをした実感は得られないかもしれません。

3つ目は1番大事なお話しです。
塗るのはクリヤーなので下地状況が悪くては当然施工はできません。下地の粗がそのまま出てしまいます。それなので新築時からかなり早めの塗装工事が必要となります。

事実、塗装自体は目に見えて悪くなってから施工する工事では決してありません。悪くなったら塗装で保護する事はできずにに交換工事になります。
塗装は『直す工事』ではなく、『予防の工事』ですから早めの施工をオススメしています。クリヤー塗装は尚更ですね。