外壁塗装そこが知りたい!

タイルの塗装 1

タイルの塗装 2

 

タイルの保護塗装はあまり聞いた事はないかもしれませんが、実は施工する事が出来るのです。

施工方法は2パターンあります。

1つ目は、『タイルのモルタル目地だけの保護』です。
この施工方法は、タイル材の表面は保護する事は出来ません。しかし、タイル材を支えるモルタル目地の保護はバッチリ出来ます。
タイルごとモルタル目地に浸透系の保護材を塗布します。施工する事により、モルタル目地の吸水を防止してエフロレッセンス(モルタルの灰汁)の発生やモルタル目地の劣化を遅らせる事が出来ます。

2つ目は、『タイル材、モルタル目地の両方を保護』する施工方法です。
浸透系の塗膜ではなく、表面に塗膜のつく保護クリヤー塗装です。
この施工はモルタル目地はもちろん、タイル表面の色褪せ、雨垂れ、汚染 等も遅らせる事が出来ます。
一見、こちらの施工方法の方が断然いいようにも思えますが、気をつけなければならない点がこざいます。
表面に塗膜を付けてしまうので塀の塗装と同様に『天候』『下地の状況』などに細心の注意をはらって施工しないと内側から水分を放出して表面クリヤー層がペラペラと剥がれてしまうという事例もあるようですね。

私はどちらかというと『タイルのモルタル目地だけの保護』をオススメしています。