外壁塗装そこが知りたい!

外壁の割れ

 

外壁の割れというのは建物には天敵ですね。

しかし、日本は地震大国ですから建物の『ヒビ』は避ける事は出来ません。(涙)

塗装工事をするという事の『目的』としては1つ美観というのもありますが、最大の目的は建物の『保護』です。

塗装というのは塗料を外壁、屋根、その他付帯部に塗る事ですが、塗料だけでは液体ですからヒビや割れなどはほぼ埋まりません。

そこで、塗装工事でも塗る作業以外に別項目として、『ヒビを埋める下地処理』という作業を設けます。
これは業者さんにもよりますが、大抵がコーキング材でヒビを埋めるのです。
しかし、コーキング材ではヒビ表面を埋める力は持ち合わせていますが、中にはうまく入っていかず空洞のままというケースがあります。わずかな経年でヒビがパカッと開くこともあるようですね。

そこで、『ヒビ専用補修材 スムースエポ』です。
これは、ヒビの中に1.2センチ注入できると言われています。
大きい建設現場の改修工事の時に打診検査をして、モルタル外壁に空洞を見つけドリルで穴を開けてエポキシ樹脂を注入して空洞を埋めるという『注入作業』という工事を行うことがあります。

私の個人的な見解としてはスムースエポはこの注入作業の『簡易版』としてとらえています。

表面を埋めるのではなく、『注入』という事ですね。
現在では住宅施工でもこういった技術を取り入れていかなければならないと私は思います。